池田 教恵Ikeda Yukie

健康推進事業部 ドック健診検査課 看護師
勤続11年目

不安を安心に変えるお手伝いがしたい

人間ドックなど健診業務に看護師として携わっています。健診は病気の発見につながるので大変重要ですが、不安を抱く方もいらっしゃいます。だからこそ、そのお一人おひとりに寄り添って「不安を安心に変える」お手伝いができるよう、日々心して取り組んでいます。受診者さまの年齢層は10代から80代後半までと幅広く、それぞれに合わせた対応が求められます。例えば、10代の方には採血に対する恐怖心を和らげるよう声をかけます。ご高齢の方はお着替えなどがゆっくりですので、急かさずその方のペースに合わせてご案内しています。健診が苦手という方もいらっしゃいますが、ちょっと息抜きにくるような、ほっとできる場所にしたいですね。

スタッフ同士の連携でスムーズなご誘導を実現

健診では多くの検査項目がありますので、いかに受診者さまのお待ちになる時間を少なくして、スムーズにご案内できるかに配慮しています。だからこそ、現場のオペレーションがとても重要です。各検査項目の担当スタッフとはお互いに声をかけあい、混んでいない検査からご誘導するなど、皆が同じ気持ちで連携しています。スムーズに進められたときにはスタッフとの一体感や達成感を感じますね。他部署の人から相談をもちかけられることもよくあります。悩みを抱え込まずに上司にも相談ができ、同僚とも話しをしやすい関係ができているのも、日々の連携の賜物ではないでしょうか。私は中途採用でしたので入職前は人間関係が不安でしたが、入ってみたら不安はすぐに解消されましたね。

子育て中のスタッフに頼られる存在でありたい

私は他病院の病棟で働いていた時に結婚・出産をし、その後企業内診療所に転職。健診業務などを受け持っていました。看護師としての経験は活かしたいと思いましたが、家庭生活を大切にしたい気持ちがありましたので、北斗会で昼間のみの勤務ができてよかったです。あと3〜5年もすると、今20代の若手女性スタッフたちが子育てに入る状況になるでしょう。その頃には彼女たちの仕事のサポートをして、生活の悩みなども聞いてあげたいと思います。頼ってもらえる存在になりたいですね。私にとって“仕事”とは生きていく上でなくてはならないものです。仕事にはお給料以上に得られるものが多いですし、色々な人との出会いが自分を豊かにしてくれます。若い皆さんにもぜひそれを味わってほしいですね。