豊寺 俊介Toyodera Syunsuke

看護部
勤続13年目

園部 達彦Sonobe Tatsuhiko

看護部
勤続7年目

スタッフの優しさが随所に感じられる

豊寺:介護職に関するイメージは、入るまではほぼゼロでした。職場説明会で説明してくれたスタッフのきめ細やかな対応と、ほかのスタッフに対する接し方にとても温かみを感じました。こんな雰囲気の職場で働けるならいいな、と思いました。実際入職してみると直属の上司はもちろん、ほかの役職の方へも気軽に話ができ、仕事だけでなくプライベートな事も相談しやすい環境でした。 園部:僕も職場説明会で、先輩スタッフの話を聞いて、好感を持ちました。当時の看護部長が部下の仕事ぶりを熱心に語られていて、スタッフを大切にしている職場だと感じました。実際に仕事をしていると、「悩んでいないか?」「大丈夫か?」など、声をかけてくれます。いつも、自分をみてくれているんだな、と心強く感じています。

患者さまに最も身近に寄り添える
立場の者として

豊寺:まずは患者さまを知ること。相手に関心を持つことから信頼関係は生まれると思っています。だから、時には子どもや孫に対するように、家族的な目線での対応も大切にしています。 園部:最初の頃は自信がなかったので、声掛けの仕方、接し方をはじめ、先輩方のアドバイスに助けられる日々でした。先輩方に比べ仕事がまだまだとはいえ、患者さまには「ありがとう」と言っていただける。その言葉に、もっと頑張りたい!という気持ちが湧いてきますね。 豊寺:ご家族の代わりに、入浴、食事、排せつをはじめ、日々の小さな喜びを一緒に感じられる瞬間に、とてもやりがいを感じます。ある桜の季節に、ご家族から桜の下で写真を撮ってほしいとリクエストがあり、写真を撮ってさしあげました。ご家族は大変喜んでくださいまして、その後「一生大切にします」と手紙をいただきました。とてもうれしいエピソードで、この仕事をやっていてよかったなぁ!と。思い出すたび胸が熱くなります。

スキルアップを応援してくれる職場

豊寺:患者さまとより深く関わるために、自分の知識を増やすことが課題です。先輩からの勧めもあり、介護福祉士をとりました。今はケアマネージャーの資格を取りたいと思っています。先輩たちの協力や助言があり、資格取得のための勉強と仕事の両立に、日々いそしんでいます。 園部:指導をきちんとしてくれる先輩に出会えたことは、自分の大きな糧となっています。人に指摘するには勇気がいるし、反発されるかもしれないと思うと、なかなか言えないこともあります。でも、その人を思って指導してくれる、その姿勢をここで学びました。だから、今度は自分が後輩を指導してみたいです。自分がこれまで教えてもらったように、丁寧な指導を今度は自分がしてあげたいです。 豊寺:自分にとって、働く意味とは、一つは家族のため、一つは次世代につなげるためです。宇都宮東病院のやり方を、次の世代につなげていく役割を自分たちが担っていると、最近特に感じています。一人ひとりが患者さまに対して気配り、心遣いができる病院にしたい。そして患者さまに「ここに入院してよかった」と思っていただけるような病院を目指して、今後も働きたいです。